◆グリセリン
動物植物油脂より、石けん又は脂肪酸を製造する際の、
副生物として得られたものを精製して得られます。
保湿剤、粘度保持、皮膚に対する柔軟剤、滑りをよくする働きがあります。
◆BG
1.3-ブチレングリコールのことです。
無色透明の多価アルコールで、皮膚刺激がなくて、毒性が極めて低く、
良好な湿潤性、溶解性、抗菌性を持っています。
◆ベンチレングリコール
有機物に含まれる炭化水素と蟻酸(ぎさん)からなる多価アルコールです。
保質性と抗菌性に優れています。
※蟻酸(ぎさん):蟻、蜂の毒腺中や松、モミなどの葉に存在している成分。
◆カルボマー
安全性の高い合成の水溶性高分子で、
品質の均一性、温度変化に対する粘度の安定性にすぐれ、
皮膚上ではさらっとした感触が得られます。
さらに、微生物による汚染がされにくいことなどから、
増粘剤として最も多く用いられ、ゲルベース、医薬品の軟膏基剤として使われています。
◆水酸化K
水酸化カリウムのことで、
塩化カリウムの電解やカセイ化法などから得られます。
希薄溶剤は皮膚表面を軟化させる作用があります。
◆ヒアルロン酸
体内に存在するゼリー状の構造成分です。
肌のヒアルロン酸は、角質層、基底層、真皮層という構造の中で、
一番大切な真皮層に多く含まれます。
わずか1gで約6000倍の6リットルの水分を保持します。
細胞同士の隙間を埋めたり、関節では潤滑油になります。
赤ちゃんのプリプリな肌は、
ヒアルロン酸がたっぷりあるからなのです。
*ヒアルロン酸をわかりやすく一言でいうと
「とても保湿力がある」ということです。
体内のヒアルロン酸量は、
30代から減り始め、50代で半分以下に減少します。
ヒアルロン酸が減少すると、
水分維持が出来なくなって、肌トラブルの原因になります。
◆セラミド3
化学構造的にみて
実は8種類ものセラミドがあることがわかっています。
特に効果が高いとされているセラミドの種類には、4つあります。
そんな中でセラミド3は、
フィトスフィンゴシンに飽和脂肪酸がアミド結合したもので、
他のセラミドは、不飽和脂肪酸がアミド結合したものです。
さらにセラミド3は
一重結合であるのに対し、他のセラミドは二重結合です。
フィトスフィゴシンとステアリン酸の一重結合である事に意味があり、
お肌への浸透力と滑らかさがセラミド3の特徴といえます。
*セラミドは、細胞間脂質の一種で焼く50%を占める、
スフィンゴシン塩基をその化学構造内に持ち、
総称してスフィンゴ脂質とよばれています。
細胞間脂質は、
角質細胞の隙間を埋めて水分の蒸散を防ぐことが認められています。
そのため、
セラミドはバリア機能を維持するのに重要な成分といえます。
バリア機能とは、
皮膚の外から体内への異物や刺激物の侵入を防ぐ機能と、
体内の水分が外へ逃げていくのを防ぐ機能のことで、
バリア機能が低下すると乾燥などの肌荒れを起こしてしまいます。
そして、
そのバリア機能を担っているのが、角質の細胞間脂質です。
セラミドは、
その細胞間脂質の構造成分で、
その半分以上を占めているといわれています。
表皮細胞は表皮の下部、基底層でつくられ、
およそ1ヶ月かけてゆっくりと上昇して最外層の角層に至り、
大体14日で角層の一番上から脱落するといったサイクルを繰り返しています。
表皮細胞の役割の一つに
体内環境の維持がありますが、
それを担っているのは、
死んだ表皮細胞の積み重なりである角層にすぎません。
この角層は
外陰部や瞼など最も薄いところで5・6層、手足の末端などでは20層以上、
腕や体では14・15層の層構造をなしています。
この角質細胞を電子顕微鏡で見ると、無構造ではありますが、
セラミドやコレステロール、脂肪酸といった脂質が
細胞の間をびっしりと埋めていることがわかります。
それはちょうど、
食パンにバターを塗り、それを積み重ねたサンドイッチのような構造となっています。
この角層を埋める細胞間脂質がバリアとなって、
外部からの刺激物の侵入や体内からの水分喪失を防いでいるのです。
◆ユビキノン(コエンザイムQ10)
体内で合成される補酵素(酵素を補う物質)の一種で、
脂溶性のビタミン様物質から、ビタミンQとも呼ばれています。
補酵素とは文字通り、
酵素の働きを助ける働きを担っている物質であり、
また細胞中のエネルギーを産生する
「ミトコンドリア」の働きを助ける役割も担っています。
一般にコエンザイムQ10は、
加齢に伴い体内での量が減少するため、
体外から補うことで老化防止の効果が期待できるとされています。
その他、
抗酸化作用を有しており、活性酸素を除去する働きがあります。
化粧品ではクリーム、ローション、乳液などに配合されています。
◆スクワラン
スクワランは人間の皮脂の主成分で、
浸透しやすく、無色、無臭、無害で、安全です。
スクワランは、コレステロール・ステロイドの前駆物質です。
@細胞賦活作用(代謝促進作用)
体を生き生きさせます。
元に戻ろうとする力が強くなり、
細胞や皮膚の肉芽の発育を促進させるものと考えられています。
皮膚呼吸を促進し、新陳代謝を活発にします。
人間の体は、約60兆の細胞から成り立っています。
ひとつひとつの細胞は細胞皮膜におおわれていて、
細胞膜がないと生きてはいけません。
この大事な細胞膜の主な構成物質がコレステロールで、
これはスクワランから作られます。
コレステロールの一部は、
ステロイドホルモン(副腎皮質ホルモン・性ホルモン)に変わっていきます。
内分泌機能、とくにホルモンを調整する働きが悪くなると、
自律神経の失調が原因となる病気にかかりやすくなります。
コレステロールは、
食品として取り入れられるものと、
体内でスクワレンから作られるものとがあります。
食品から採り入れられるものは、
動脈硬化を起こしやすいβ−コレステロール(LDL)となります。
一方、スクワレンから作られるものは、
動脈硬化を改善、予防するα−コレステロール(HDL)となります。
A免疫効果作用
免疫力を強めます。
スクワランは、
リンパ節・骨髄・副腎・肝臓などの免疫担当細胞に多く分布し、
生体防御を高めるとともに、私達の体を守る防衛力、
つまり免疫機構の主役である
Tリンパ球・Bリンパ球・マクロファージの活性を促進します。
B浄化作用(高酸化作用)
体の中で、有害な過酸化脂質ができるのを防止します。
過酸化脂質とは、
不飽和脂肪酸の酸化によってできるものです。
過酸化脂質のすべてとはいえませんが、
大部分は体にとって有害で、
ビタミン類を破壊したり、酸素の作用をなくしたり、
ホルモンと結びついてその効果を失わせます。
過酸化脂質は
血液中のリポタンパクと結びついてリポフスチンをつくります。
リポフスチンは
老化の原因と考えられている物質で、
一度できると細胞の中に居座ってしまい、
溶かして外へ運び出すことがなかなかできません。
このリポフスチンが
脳や手足、内臓の細胞に付着するのが、老化現象です。
脳は、臓器に比べ、とくに脂質量の多い臓器で、
リノール酸などの不飽和脂肪酸を大量に含んでいます。
この不飽和脂肪酸は
非常に酸化されやすく、酸化されると過酸化脂質となり、
過酸化脂質は
リポタンパクと結びついてポフスチンとなり、
脳の細胞に付着すると老人の『ボケ』の原因となります。
恍惚寸前では遅すぎます。
健康なうちに健康を守るようにすることが大切です。
スクワレンは
6個の二重結合を持った不飽和炭化水素で、
この6個の二重結合が体内で重要な働きをします。
すなわち、
余分に酸素と結びついて物(過酸化脂質)から酸素を奪いとって、
元の形(不飽和脂肪酸)に戻す働きをします。
また、
酸素不足のところへ酸素を供給する働きもします。
C鎮痛作用
痛みをおさえます。
スクワランの分子式は
C30H50で、これは(C5H8)6+H2と同じで、
ハイドロ基があります。
このハイドロ基に鎮痛作用があり、
このため痛み、痒み、火傷の特効薬となります。
官報では鮫玉として利用されています。
D殺菌作用
色々な菌と戦います。
スクワランは
殺菌作用にすぐれ赤ニキビなどに対しても効果的です。
スクワランの分子式は、鎖状トリテルペノイドの形です。
スクラレンはテルペンを基本骨格としています。
テルペン属が殺菌作用を持つことは古くから知られています。
E浸透作用
併用薬の効果を高めます。
スクワランは、毎秒2mmの浸透力があります。
皮膚はバリアゾーンで防御されていますので、
薬剤を塗布したとき深部まで浸透しませんが、
スクワランを併用すると深部まで浸透させることができます。
ヴィーグル(乗り物効果)作用といいます。
そのため、併用薬の効果を増大させます。
内服した場合でも、
スクワランは細胞膜を高めますので、併用薬の効果を増大させます。
◆酢酸トコフェノール(ビタミンE)
植物性油脂に含有されます。
肌に触れると、抗酸化力を持つビタミンEに変化して
活性酸素の除去や肌への活性効果に働きます。
血液のサラサラ作用、血管拡張作用、血管障害、心臓疾患に効果があります。
◆月見草オイル(月見草油)
中国産の月見草、またはその同属植物の種子から得られる油脂です。
北米原産で、古くからインディアンが野生のものを用いて、
抽出液を皮膚の炎症や発疹に塗ったり、
飲んで咳を鎮めたり感染を防いでいました。
月見草油は無色及び淡黄色のオイルで、
中に存在するγ―リノレン酸は、
血栓形成の予防・動脈硬化の予防・制ガン作用などの働きがあるとされています。
γ−リノレン酸を多く含むこのオイルは
保湿効果にすぐれ、消炎効果や肌の抵抗力を高めます。
肌へのなじみが良く柔軟効果(エモリエント効果)に優れています。
荒れた皮膚の状態を元に戻したり、
皮膚を再生させることが出来るといわれています。
とくに
「シワ」の予防や「シワ」自体を張りのある肌に戻す力があるといわれていて、
多くの化粧品に使われているのはご存知の通りです。
効果的なので
化粧品にはごく少量しか使われていないようですが、
それでも効果があるわけで、
お肌に直接つけるなんて贅沢だけれどもさらに効果的なのです。
イブニングプリムローズオイル(月見草油)は、
研究がすすんだ近年、
皮膚の美容、免疫系、心理面に対する
すぐれた治癒効果が注目を浴びるようになったキャリアオイルです。
人体の免疫に関係あり、
母乳にも含まれる必須脂肪酸、
ガンマリノレン酸を多量に含有していることが最大の特徴で、
素晴らしい作用を発揮します。
ガンマリノレン酸は
皮膚細胞にとって不可欠は成分で、
保湿作用にすぐれ、炎症やかゆみを抑制する他、
ホルモン(特に女性ホルモン)の分泌を整える作用があるとされています。
湿疹や乾癬、老化による肌の衰え、
ドライスキンなど様々なスキントラブルのトリートメントに
非常に効果があるとされる他、
月経前症候群(PMS)や花粉症、アトピーにも有効といわれています。
◆ローズヒップオイル(ローズヒップ油)
ノバラの種子を圧搾して得られる黄金色のオイルです。
ビタミンC、ビタミンB類、ビタミンP(フラボノイド)やリノール酸、リノレン酸などの
必須脂肪酸を多く含むことから
細胞賦活効果、肌あれや小じわ、日やけによる色素沈着を防ぐ効果が期待されます。
皮膚の老化防止・再生・回復促進効果,
また
抗酸化物質(リコピン)が活性酸素(人間の細胞を老化や癌などに
なりやすくする酸素フリーラジカル)から
人体細胞を守ってくれることが立証され注目を集めています。
◆褐藻エキス
褐藻類、紅藻類、緑藻類等の全藻から
メカブを抽出して得られたエキスです。
成分としては
粘液質のカラギーナンやアミノ酸、糖類を多く含んでいます。
保湿効果にすぐれていて、乾燥から肌を守り、
張りの実感できる成分として応用されています。
引き締まった保湿性の保護膜は、
パックなどのベースにも適しています。
脂肪分解酵素リパーゼの活性化による脂肪分解作用が期待されます。
◆ローズマリーエキス(ローズマリー油)
古くから傷や火傷などの手当てに使われてきました。
そのパワーは美容においても、
シミ、シワ、乾燥など
老化のはじまった肌に力を発揮することで注目されています。
皮膚細胞に作用された場合に
保湿成分であるヒアルロン酸が表皮細胞で1・3倍。
真皮細胞で1・5倍にそれぞれ増えるといいます。
肌の保湿や張りに関係するコラーゲンも4倍に増加します。
ローズマリーの葉または花から抽出されるエキスです。
抗菌性、抗酸化作用、抗炎症作用があることから、
老化・肌あれ、ニキビ防止などの化粧品に配合されます。
◆ローズウォーター
セイヨウバラの花を水蒸気蒸留して得られる成分で、
アロマウォーターです。
収れん効果があります。
また乾燥・シワに効果があります。
ローズの美容効果とアロマセラピー効果も期待大です。
肌のほてりを沈め、
保湿とリラックス効果を生む私服の香り・・・
その高貴で豊かな香りは、
ストレス社会にもまれている私たちに、リラックス効果だけでなく、
抗菌・消炎・抗アレルギーなど確かな効能も確認されています。
バラのみずみずしい香りは
女性ホルモンの活性化し、生理不順や更年期障害に有効です。
◆コメ発酵エキス
うるおい成分として、
アミノ酸、ビタミンが豊富な日本酒(コメ発酵エキス)。
主なはたらきは、
美白効果〜有機酸が
お肌のくすみの原因になるメラニン色素をおさえます。
保湿効果〜アミノ酸が、
お肌の隠し粒の水分をコントロールします。
くすみ、小ジワ、張りのなさ等の悩みは、
水分不足であるケースが少なくありません。
肌の水分量を保つために欠かせないのが、アミノ酸です。
アトピー性皮膚炎の人や
肌荒れしやすい人には、
角質層にアミノ酸が少ないことも研究の結果でわかりました。
アミノ酸がお肌の奥まで浸透します。
ペプチドがお肌のキメを整えます。
ペプチドの摂取により
人間の体内には、健康維持や老化を防ぐことが出来ます。
ペプチドはコラーゲンに大変似ています。
コラーゲンもアミノ酸から出来ています。
◆加水分解シルク
加水分解シルク液の主要成分の「セリシン」は
絹糸を構成しているタンパク質で、
ペプタイド(アミノ酸タンパク)溶液です。
セリシンは
人の天然保湿成分に最も多く含まれるアミノ酸(セリン)を多く含み、
保湿性にすぐれた天然タンパク質です。
皮膚の保湿性向上に寄与し、皮膜形成効果が高まります。
また、
他の有効成分の肌への浸透性を向上させる効果があります。
◆エタノール
さとうきびやトウモロコシを発酵して作ります。
いわゆるお酒として親しまれているアルコールで収斂効果があり、
肌につけると清涼感を与えます。
マスカラでは
乾燥を促進させる働きがあります。
◆カルボキシメチルチキン
カルボキシメチルキチンとは、
カニの甲羅を形成する多糖体キチンを
カルボキシメチル化した誘導体の水溶液で、
保湿剤として使用されています。
◆アスコルビン酸
ビタミンC(アスコルビン酸)は
「美容・美白のビタミン」として人気があり、
抗酸化作用のあるビタミンAとビタミンEの頭文字を併せて
「ビタミンのエース(ACE)」とも呼ばれるおなじみのビタミン。
それだけでなく、
風邪やガン生活習慣病などの予防にと、
守備範囲は広いものです。
ビタミンCには
抗ストレス効果もあることがわかり、
サプリメントとして摂取している人も増えているようです。
ビタミンCの働きで重要なものに
コラーゲンの生成と保持があり、
身体の防御機能を増強させ、骨の強化にも役立ちます。
またビタミンCは
紫外線によって増加するメラニンの排出を、スムーズに
シミやニキビ跡の色素沈着を防いでくれます。
また、
コラーゲンの生成を助け、
細胞にダメージを与える活性酸素を除去したり、
シワや乾燥肌の予防・回復にも効果があります。
さらには
毛穴を引き締め、
皮脂腺の働きを抑える効果やキメを整える効果もあります。
◆ローズオットー
バラのエッセンシャルオイル(精油)は、
毛細血管を収縮する作用があるので、
毛細血管が破れたときの治療に効果を発揮します。
また、
バラの特性は、抗アレルギー性、消炎、殺菌、抗菌性が生かされ、
強い殺菌力が肌を清潔に保ち、
老人性のかゆみや、
アトピー性皮膚炎、乾燥肌、敏感肌、老化肌、硬化肌など
あらゆる肌のタイプに効果があります。
そして、緩和、強壮の両特性があるので、炎症にも有効に働きます。
また、情緒に緩和作用を働き、
悲嘆、嫉妬、抑うつ、憎みといった感情を和らげてくれる効果があります。
神経の緊張とストレスを和らげ、気分を明るく高揚させてくれます。
そして、
女性に自分自身に対して肯定的な感情を抱かせてくれます。
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